建物を求める時の業者の選び方
2017年07月20日
カテゴリー:一般建築
一生に一度の大きな買い物とも言える建物の購入は、誰もが持つ大きな夢です。
しかし、せっかく高いお金を出して購入した建物が欠陥であったり、満足できなかったら大変です。
それを防ぐには、何よりも信頼できる建築業者を選択することが大切です。
ここでは日本住宅新聞に掲載された「注文建設会社の選びに成功するポイント」をお話致します。
Q1・建設資格業者である事
請負代金が1500万円以上の工事、または延べ面積150m2以上の木造住宅の工事は、建設業法に基づく許可業者でなければできません。
許可業者であれば、事務所の目につく所に必ず許可業者証を掲げているので確かめましょう。
Q2・地元の工務店を選ぶ事
マイホームを建てる現場に近い、地元の工務店を選ぶことが大切です。
今までも、今後も、その地域で営業する工務店であれば、その地域、地元で評判を落とすことは致命傷になるので良心的な仕事を期待できますし、現場に近いので現場管理がしやすく、下職も近くの者が多いので、それぞれの経費が割安となり、仕事の内容も充実します。また、その地域の気候や風土(風向き、日照、湿度、騒音など)をよく知っているので、地域の自然条件、住環境に適した住まいづくりの提案が得られますし、入居後のアフターサービスやリフォームなどの点でも好都合です。
Q3・不動産業者には頼まない事
不動産会社に建築を頼む方がおりますが、これは間違いです。
不動産会社は工務店に丸投げしてます。
その契約金額から手数料を10~30%を紹介手数料として頂いてるようです。
建築の内容が解らないのでトラブルが生じるのが当たり前でしょう。
そんな会社は10年から20年で倒産している会社が大変多く見られます。
Q4・建売建築業者には頼まない事
建売専門の業者は、お客の希望や注文を軽視しがちです。そういった業者に注文住宅を頼むは、失敗する第一歩です。 建売だけでなく、注文建築、増改築、介護リフォームなど、建築に関する全てを手がけておる、会社をお選びになる事です。
Q5・自社で職人を手配している会社を選ぶ
住宅の建築でも、受注した工事を自社で施工せず、一括下請けに出す業者もいます。
しかし、自社施工の建築業者に頼めば、次の利点があります。 中間マージンが省かれ、その分 請負金額が安くなり、仕事の内容が充実する。 仕事に責任感が生じ良心的な施工が期待できる。
住宅は手作りによるものですから、その結果の良否には責任感が大きく左右します。他人が受けた仕事を直接受けて仕事をするのと下請けに出すのとでは、発注者である建築主に対する責任感に差が出てくるのも当然です。
Q6・ 会社の規模の大きさには惑わされない事
注文住宅は個別生産ですから、工務店や住宅会社の規模の大小は関係ありません。
今は大小問わずに瑕疵保障制度には入らないと、建築は出来ません。
つまり、必ずしも「大きいことは良いことだ」という事では無く、企業規模は小さくても、受注した住宅を完成させる技術、技能力と企業力があれば大丈夫です。 歴史ある創業以来、地元町田に貢献し、住宅完成保証制度など充実したバックアップ体制がある業者をお選びください。
Q7・ 経歴の長い評判の良い業者を選ぶ事
建築とは一生涯見守って行かないといけないお仕事です。
作ってしまったら関係ないと言うのは駄目です。
業者責任者から息子へ、息子から孫へと会社を維持していかねばなりません。
その為に経歴のある会社を選ばねばなりません。経歴40年以上なら安心です
担当していた者が一年でいなくなる会社はざらにあります。
それではお客様の建物や家族の内容が解らなくなり、建物維持管理も出来なくなります。
専属のドクターとしていつでも駆けつけることが出来る地元の業者を選ぶべきです。
Q8・ 資材の加工場が無い業社は選ばない事
今はすべてがプレカットしての施工が多くなってます。
建設会社といっても作業する下小屋工場を持ってない会社が多く見られます。
加工する工場が無いという事は、建築する事に良い物を作ろうとする姿勢がかけてます。
作れば良いと言う会社は、10年経ってたら会社が無くなってたと言う例はとても多いです。
会社訪問して加工場が有るか無いかを調べましょう。
加工工場が無い会社は避けるべきではないでしょうか。
Q9・常に良い建物を作る為に研究している会社
始めたばかりの始めは順調だが10年過ぎてくるとマンネリ化します。
常に研究心を持ち、より良い品物を提供すると言う会社をお選び下さい。
人の真似しかしてない会社は潰れます。研究心のある会社を選ぶべきでしょう。
Q10・大手ゼネコンはお高い
建築は大手ゼネコンに頼めば安心と考えてる方が多く見られます。
しかし、販売価格を工務店と比較すると20~30%はお高いと言われてます。
勿論、ゼネコンには施工する職人は居なく、下請けで施工してますので当たり前です。
広告宣伝費も展示場等も出すとなるとその分も利益がないとやっていけません。
高いから安心と言うのは昔の考えで、今はどこに頼んでも瑕疵保障制度に加入しないと販売は出来ない制度になってます。
それに担当者は2・3年で配置換えで居なくなります。
そうすると、工事した建物の事は盥廻しになり、お客様の内容が理解出来なくなります。
ならば地元の経験のある安心出来る業者にお願いした方が何時でも内容が解っていてすぐに駆けつけてくれるので、宜しいのではないでしょうか。